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「鏡開き」とは、お正月や歳神様に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べ、一家円満を願う行事です。

鏡餅を食べることは「歯固め」と呼ばれていて、その年の始まりに固いものを食べて歯を丈夫にすることによって、歳神様に長寿を祈る意味も込められています。

鏡餅が丸く作られるようになった理由は、昔は人の魂は心臓に宿ると考えられていた事から、心臓を模して丸く作られるようになったとされ、人間関係などが丸く円満になるように願いも込められているそうです。

そうして、鏡餅を二重に重ねることによって人間の願いを「重ね重ねお願いする」という意味もまた、込められているそうです。

大事なことが、餅に少しでもカビが生えたらその餅は食べてはいけません。一見、表面だけにカビが生えているように見えますが、餅の内部にもカビの根っこである「菌糸」が根ざしている可能性があります。

カビにもいろいろな種類がありますので、火を通しても確実に安全に食べられるというわけではないため、カビが生えてしまった場合は諦めて捨てるようにしてください。

お餅の雑学でした。

natsu

なっちゃん「お腹を壊さないように!」


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